無料(タダ)でOffice(オフィス)!?2016版


以前の記事open_in_newの情報が古くなっているので、新たに書いておきます。

初めに断っておきますが、MicrosoftのOfficeではありません。
MicrosoftのOfficeを無料で!となると、それは違法ですので諦めてください。笑

これは、KINGSOFTという会社のWPS Officeというソフトです。



ですので厳密には、

・Word(ワード)→Writer
・Excel(エクセル)→Spreadsheets
・PowerPoint(パワーポイント)→Presentation

という名称です。


通常、KINGSOFTのオフィスは一番安い物で5,480円(今日現在)します。

しかしこのKINGSOFTが、中国で「WPS Office」として出しているのが無料のソフトなのです。
これは日本語の設定が無いので、これを無理やり日本語化してしまおう!
というやり方になります。

肝心の使い勝手は?

無料で手に入るのは分かったけど
「お金出してMicrosoftのOfficeを買ったほうが良いわ」
と、ならないか?

が気になるところですよね?

(一般の人は)ご安心ください!笑
ビミョ~にMicrosoftのOfficeと違う部分はありますが「Excelのマクロを使いたい」というのが無ければ全然問題ないと思います!

Wikipediaopen_in_newにも
「Microsoft Officeにそっくりなユーザインタフェースと操作性、Microsoft Officeとの高いファイル互換性が特徴。」
と書いてありますよ。

さ~、ではいってみましょう♪

①ダウンロード

まずは
1、KINGSOFT Office日本語版(体験版)
2、WPS Office
をダウンロードしにいきましょう。

下記にアクセスし、ダウンロードボタンを押してデスクトップ等に保存してください。



KINGSOFT Office日本語版(体験版)open_in_new

WPS Officeopen_in_new



②KINGSOFT Office日本語版(体験版)をインストール

ライセンスの同意」だけチェックすればOKです。
インストールが完了したら×で小窓を閉じてください。

③日本語ファイル(フォルダ)をキープする

デスクトップにショートカットが作られていますよね?

そのアイコンの上で右クリックし、「ファイルの場所を開く」をクリックしてください。




またはエクスプローラー(パソコンのフォルダ)のアドレスバーに
C:\Program Files (x86)\Kingsoft\WPS Office
↑これをコピーして貼り付けてください。
※32bitパソコンの場合は (x86)を削除

すると
10.8.0.5423
みたいなフォルダがありますよね?
※これはバージョンの数字です。

その中に入ります。

さらにoffice6の中へ。

muiというフォルダがありましたか?

そのmuiの中にja_JPというフォルダがありますね?

このja_JPというフォルダを、デスクトップかどこか任意の場所にコピーしてください。
フォルダごとですよ。

④KINGSOFT Office日本語版(体験版)をアンインストール

コントロールパネルのプログラムと機能を開いて
KINGSOFT Office 2016
をアンインストールしてください。

今すぐKINGSOFT Officeをアンインストールにチェックをし、詳細設定を保留すると、次回インストール時にその設定を引き継ぐことができますのチェックを外してアンインストールします。


windows10の場合はスタートボタン?の上で右クリックして


出てきた窓の1番上の「プログラムと機能」


から行けます。

KINGSOFT Office 2016のアンインストールが終わったら、次に
Application Manager
もアンインストールしましょう。
発行元がkingsoftになっているのですぐに分かると思います。

⑤WPS Officeをインストール

ダウンロードしていたWPS Officeのセットアップファイルをダブルクリックしてインストールを始めましょう。

上側の
I have read and agree with WPS Office License agreement
だけチェックを入れてインストールボタンを押します。

終わったら×で小窓を閉じてくださいね。

⑥日本語ファイル(フォルダ)を入れ込む

日本語フォルダ(ja_JP)を取り出した時のように、デスクトップに出来ているアイコンの上で右クリックして「ファイルの場所を開く」を押してください。
※どれでもいいですよ。




目的の場所は

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Kingsoft\WPS Office\バージョン番号\office6\mui


です。
※これはそのままコピーでは無理なので、たどって行ってくださいね。

このmuiフォルダの中に③で取っておいたja_JPフォルダを放り込みます。

↓こうなりました?


このフォルダはまだ閉じないでくださいね。

⑦「KINGSOFT Office 体験版」をご利用中の皆様へのお知らせ」と出てくる画面の削除

↑のC:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Kingsoft\WPS Office\バージョン番号\office6\mui
から1段階上に上がって、


C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Kingsoft\WPS Office\バージョン番号\office6


に行きます。

その中に

Khomepage.dll

というファイルがあるので、それを削除してしまってください。

⑧Office起動



起動したら右上の方にある「A」と書かれたマークをクリックしてください。

すると下記小窓が立ち上がります。


日本語を選択してOKを押し、一旦閉じて再度立ち上げれば日本語化の完了です。

お疲れさまでした♪

補足

使っていて例えば、プリントアウトしたいと思ってCtrl+Pのショートカットを押したりすると下記小窓が出てくる時があります。


赤丸の左側のボタンを押して、広告をちょっと見てあげれば大丈夫です。






赤丸の右側のボタンが押せるようになったらクリック。

クリックしたら印刷ダイアログが出てきます。

2016/11/3追記

これが出ないようにする方法を発見しました!

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Kingsoft\WPS Office\10.1.0.5614\office6\cfgs

の中にある「product.dat」を削除すれば出なくなります。

副作用として各ソフトの画面右上にアイコンが並んでいるところから言語選択など消えましたけど、全然困らない。笑




以上です。
いかがでしたでしょうか?
分かりにくいことなどありましたらコメントに書き込むか、右側にあるフォームからご連絡いただければと思います。


※参考にさせていただいたサイト
ネットセキュリティブログ様open_in_new

コメント

Unknown さんの投稿…
このページを参考にさせていただきました!
しかしうまくいきませんでした。
「ja_jp」ファイルを":\Users\ユーザー名\AppData\Local\Kingsoft\WPS Office\バージョン番号\office6\mui"
に放り込んで、officeを再起動すると、言語選択画面に
・英語
・英語(UK)
しか表示されなくなってしまいました。
ほかのファイルは触っていません。
何か情報ありましたら、ご教示お願いいたします。
tomo さんの投稿…
申し訳ありません!
なぜそうなるのか全然分かりません…
もしかしたらバージョンの問題なのかも…?
Unknown さんの投稿…
早速のお返事ありがとうございます。
やっぱりバージョン違いで、挙動に違いが出てる可能性が高そうですね!
自分でも少し調べてみます!

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